「鰆(さわら)」をメインに多種類の魚介も!
秋宝丸は昔から日本人に長く愛されている鰆(さわら)をメインに漁をしています。
鰆(さわら)は瀬戸内海に春を告げる祝い魚です。瀬戸内海沿岸では、5~7月、9~11月にかけて鰆(さわら・すずき・鯛)漁のシーズン。日没前に鰆(さわら)を求めて海に飛び出します。港から数十キロほど離れたところに船を止め、長い網を潮に流します。これは「流し刺し網漁」という漁法です。
鰆(さわら)は傷みやすい魚なので、すぐに網からはずさなければなりません。
海の中で網にかかれば生きていても、数時間くらいで鮮度は落ちてきます。そのため早く網を上げ、その中でも鮮度のいい鰆(さわら)を締めて氷締めします。その氷締めした魚をおろして急速冷凍で閉じ込める加工を施します。
また鰆を中心にカレイ・オコゼ・鯛・タコ・ナマコ・スズキ・サヨリなど多種類の魚介も水揚げしています。